スポルトファーシューレ海外版ニュルブルクリンク2011 レポート(1)

2011/10/23

10月1日から8日まで行われたスポルトファーシューレ海外版ニュルブルクリンクの様子を何回かに分けてお伝えします。

全体の日程は次の通りでした。


 10月1日(土)夜ドイツに到着
 10月2日(日)ブリーフィング、各種手続き、ニュル見物 (・・・物時差ぼけ防止の休息日)
 10月3日(月)スクーデリアハンセアート初日
 10月4日(火)スクーデリアハンセアート二日目
 10月5日(水)スクーデリアハンセアート三日目
 10月6日(木)スクーデリアハンセアート最終日
 10月7日(金)ポルシェクラブ六本木ニュルブルクリンク占有走行
 10月8日(土)ポルシェミュージアム見学、帰国

それでは、順を追ってレポートをしていきましょう。


 <10月1日(土)>

 

成田からフランクフルトへ我々を運ぶJL407便の出発がなんと4時間以上も遅れ、ドイツの到着予定が夜の9時過ぎになってしまいました。

 

フランクフルトから貸切バスで移動しましたが、結局ニュルブルクリンクへは11時頃の到着となってしまいました。

当初は、ドイツ到着後にポルシェクラブ六本木行きつけのイタリアンレストラン「ラ・ランテルナ」で夕食を取る予定でした。

しかし、さすがにお店も閉まっている時間でしたので、その日は最後の機内食が夕食となり、ニュルブルクリンク併設の高級ホテル「リンドナー」でおとなしく寝るだけとなりました。

 

ホテル入口にはポルシェクラブ六本木の旗を掲揚していただきました。

リンドナーホテルさん、ありがとうございます。


<10月2日(日)>

 

リンドナーホテルで朝食後、ラ・ランテルナ経営するホテルの食堂に移動してブリーフィングです。これから約一週間の説明や注意事項と、それぞれの自己紹介をしました。

 

長旅の疲れか時差ぼけか、みなさん少し眠そうですね。

続いて、翌日から開始のスクーデリアハンセアートの受付手続きをしに、ニュルブルクリンク・グランプリコースのスタンド内に設置されたスクーデリアハンセアート事務局へ行きました。

 

車両に貼るゼッケンシールや、セクションごとのライン取りを解説するテキストなど、参加者用書類一式を受け取ります。

写真中央のピンクのシャツを着たにこやかな女性が、スクーデリアハンセアート運営を統括しているパウリさんです。

 

日本からの大人数のスクーデリア参加には様々な困難がありますが、長年のお付き合いがあるパウリさんに多大なご協力をいただいています。

 

パウリさん、ありがとうございます。

さて、お昼の時間になったので、前夜に行きそびれたラ・ラテルナへランチに行きました。小奇麗で料理も美味しくボリュームも満点で、夜は連日大盛況のお店です。

ラ・ランテルナの気さくなご主人、弟さん、ママさんとみんなでお店の前で記念撮影をしました。

いよいよ次はレンタカー屋さんです。ポルシェクラブ六本木が数年前からお世話になっている、ニュルブルクリンク近くにある「Rent RaceCar」で明日から利用するレンタカーの確認と手続きを行いました。

社長のテオ・クリーンさんは写真からも分かるようにとても気さくで明るい方ですが、一方で素晴らしいドライビングテクニックを持っています。

 

 

昨年のスポルトファーシューレ海外版の際に、テオさんの運転するVWトゥーラン(ミニバン)に乗せていただき、ノルドシュライフェの走り方を教えてもらいました。

 5名乗車のミニバンにもかかわらず、非常にスムースな運転で、談笑しながら余裕でポルシェを次々と抜いていく腕前に驚いたものです。(こちらで映像をご覧になれます)

 

今回もテオさんから、ニュルを走る際の留意点など教えていただきました。

テオ社長は今回のポルシェクラブ六本木のイベントで必要とする25台ものニュル走行可能なスポーツカーを用意してくれました。

 

このような地元の方々の協力なくしては今回のイベントは成り立ちません。

 

深い感謝の念を抱くとともに、長年培ってきた信頼関係の大切さを改めて痛感します。

広々としたガレージに並ぶニュル走行仕様のクルマ達。

 

テオさんはじめRent RaceCarの方がそれぞれのクルマの説明をしてくれました。

 

気になるレンタル車種については、次回以降にご説明します。

今回のレンタル対象外でしたが、ポルシェGT3RS4.0も見せていただきました。

なぜかエンジンフードにキティちゃんのシールが貼ってありました。