2012/04/15
2012年4月14日(土)、ポルシェクラブ六本木の今年度初めてのスポルトファーシューレが、富士スピードウェイ 本コースで津々見校長と余郷さんの指導のもと行われました。
前日の夜から雨がなかなかやまず、途中雨足が弱くなったものの、あいにくのウエットコンディションのなか行われました。
走行前に今日の予定や注意事項等の確認をするため、必ずブリーフィングを行います。 その中で、いつも繰り返し伝えているのは「初心者保護」です。
ポルシェでサーキットを走るのは初めてという方が、毎回必ずいらっしゃいます。
そ のような方が初めてのサーキット走行で怖い思いをして二度とサーキットを走りたくなくなる!なんてことが無いように、初心者はリアウインドウに黄色いテー プを貼り、ベテランの方は初心者には近づかない、驚かさない、あおらない、5m以内には近づかない!などを徹底します。
ブリーフィングの最後には、いつも初心者のみを対象にした津々見校長の特別講座が開かれます。
初心者の方が楽しかった!またサーキットを走りたい!と思ってもらえるようにポルシェクラブ六本木は「初心者保護」を徹底しています。
今回は津々見校長のご紹介で、カー用品の総合メーカー「カーメイト」の長谷川さんと高柳さんがガラスケミカル「ZERO WIPER(ゼロワイパー)」のデモに来てくれました。
この製品が時速200kmを超す高速走行でどの程度の耐久性があるかの検証という目的もあったとのことです。
走行前の準備時間に、参加者全員のポルシェのフロントウインドウに「ZERO WIPER」の加工を無料でしてくれました。
初めは疑心暗鬼なメンバーでしたが、走り始めるとビックリ!雨が降っているのがほとんど分からないのです。
ハスの葉が水をはじくのと同じ原理で、ガラス表面に微細な突起を作るのだそうです。
雨にもかかわらず、今日の走行会はみなワイパーを全く使わずにストレスのない走行を楽しめました。
午後の走行では雨が強くなり、路面はさらに滑りやすい状況でしたが、皆さん注意深いドライビングで無事終了しました。
津々見先生の初心者レッスンは室内の講習だけではなく、サーキット走行においてもポルシェに同乗して、初心者が少しでも早く慣れるように丁寧に教えてくれます。
ラグジュアリーなセダンのパナメーラですが、さすがポルシェ。津々見校長や余郷さんが運転するとサーキット走行に全く問題ない高いポテンシャルを感じさせます。
午後の走行終了直後、ポルシェクラブ六本木で借りたピットの前で記念撮影を行いました。
雨の中でしたが、気心の知れたポルシェ乗りだけの安心できる環境で、思う存分走り切った充実感が皆さんの表情に表れています。
反省会のためにブリーフィングルームに戻って、津々見校長や余郷さんに今日の講評をお話しいただいた後で、カーメイトさんも一緒に再度の記念撮影です。
少数精鋭の今回のスポルトファーシューレ1。参加者の皆さんお疲れさまでした!
次回、6月2日にまた同じ富士スピードウェイでお会いしましょう。今度はドイツからウォルフガング・カウフマンさんも来る予定です!