スポルトファーシューレ3 レポート

2011/08/26

2011年8月20日(土)「スポルトファーシューレ3」が富士スピードウェイのドリフトコースとジムカーナコースを使用して行われました。


お盆明けすぐの土曜日ということもあり、残念ながら参加者は十数人しか集まりませんでしたが、その分、贅沢に広々とコースを使ってトレーニングができました。

走行前のブリーフィングではDr.原中が独自の研究成果を紹介しながら、理論的にかつ分かりやすく、クルマの挙動とドライビングについて講習をしてくれました。

 

RRという独特のレイアウトを持つポルシェの特性も踏まえて、今日のトレーニングをより充実したものにするために、どのようなことを意識してクルマを操るのかを丁寧に解説してくれました。

Dr.原中は優秀な医師であると同時に、ドリフトについてはプロ顔負けの運転技術を持ち、またクルマの挙動に関する物理学的分析については自動車メーカーの技術者も参考にするという独自の理論を持つという、類まれな素晴らしい才能をお持ちの先生です。

 

ポルシェクラブ六本木の氷上トレーニングやドリフトコースのトレーニングでは、いつもメンバーに楽しく貴重な指導をしていただける、クラブに欠かすことのできない存在です。

 

Dr.原中の講義が終わるとまずは、Dr.原中運転するレクサスを先頭にコースを覚えるための慣熟走行を行いました。


その後は、参加者それぞれが自分の課題を考えつつ、ドリフトコースとジムカーナコースを行き来しながらトレーニングを行いました。

ドリフトコースではショートサーキットのような走行の中にドリフトを織り交ぜながら周回し、ジムカーナコースではDr.原中が作った、パイロンスラロームとドリフトを組み合わせたコースで注意深くクルマの挙動制御に取り組みました。

丸一日を使って何度も何度も同じことを繰り返すことで、理屈でしかわからなかったことを身体で覚え、初めはできなかったドリフトも徐々に出来るようになるなど、参加メンバーのポルシェを操る技術はこの一日で確実に向上したものと思います。

 

走行後の参加メンバーの感想発表でもそのようなコメントを多くいただきました。

 

 

最後に参加メンバーに加え、今回のトレーニングにご協力いただいた方々を含めて記念写真をとりました。丸一日のトレーニングでへとへとになりながら、でも仲間と一緒に充実した一日を過ごした喜びの表情をご覧頂けると思います。