« 2009年04月 | メイン | 2009年06月 »

2009年05月 アーカイブ

2009年05月26日

ポルシェパラノイア1

第37回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(公式ホームページ:Home - 37. ADAC Zurich 24h-Rennen)が開催され、オラフ・マンタイ氏率いるマンタイレーシング ポルシェ911 GT3 RSRが、前人未到の四年連続総合優勝を成し遂げました。
ポルシェクラブ六本木の特派員のリポートです。

2009年5月25日(月)14時10分
レース終了から22時間経過しました。

ポルシェ911 GT3  RSRのコクピット1

コクピットはさながら戦闘機並みです。
計器類は操作し易く配置されています。

ポルシェ911 GT3  RSRのコクピット2

パッセンジャーシート側のウェイトボックスと消化器、
センター寄りにはヒューズボックスがむき出しで配置されています。この車両が参戦したレース名と車種、チーム名が分かりますか?

ポルシェ911 GT3  RSRのコクピット3

ポルシェパラノイア2へ続く

2009年05月27日

ポルシェパラノイア2

ポルシェパラノイア1につづきコックピット内をドライバーシートから撮影しました。
カーボン製のスイッチボードにはコンピュータマップ、フューエルポンプ、ギアオイルポンプ等市販車のポルシェでは見られない操作スイッチがあります。
ハンドルで半分隠れている赤いボタンは、ブレーキバランサーです。

ポルシェ911 GT3  RSRのコクピット4

さる、5月21日(木)の練習走行から22日(金)の予戦を経て23日(土)16時にスタートした世界でもっとも過酷な24時間耐久レースです。
ポルシェパラノイアの方は次の画像をご覧になるとレースの名称はお分かりと思います。

もっと重症の方は、前回6月5日掲載の最初の画像でお分かりになったことでしょう。 24時間耐久レースを走り切った勲章です。
レースの凄まじさが分かります。
フロントタイヤが拾ったタイヤカスが、リアのフェンダーまで飛んでいます。

ポルシェ911 GT3  RSR5

レースの平均時速は163kmにもなります。
フロントのリップスポイラーはほぼ中央からなくなっています。ゼブラにでもヒットしたのでしょうか。
カーブでの高速回頭性能を増すためカナードが、二重にセットされています。

ポルシェ911 GT3  RSR6

フロントガラス越しバックミラーの左にオンボードカメラが搭載されています。
撮影されたレースの模様は近々お目に掛けるべく準備を進めています。ご期待下さい。

ポルシェ911 GT3  RSR7

ポルシェパラノイア3へ続く

2009年05月28日

ポルシェパラノイア3

昨年のレース同様にコースマップが貼付されています。
このマップをご覧になれば、開催地とレース名はお分かりと思います。
世界中の「モーターファンと車関係企業」の聖地です。

ポルシェ911 GT3  RSR8

昨年のレースは2位に30分以上の差をつけていたのでボディーはもちろんミッションのチェックまでしました。その圧倒的勝利が今年のレギュレーションに大きく影響し、28年のレース活動の中でかってない苦しいレースを強いられました。その大きな違いは写真でお分かりいただけます。

ポルシェ911 GT3  RSR9

苦しいレース展開から「歴史に残る四連覇」を果たした翌日ゆっくりと寛ぐ22時間後の雄姿です。

ポルシェ911 GT3  RSR10

24時間走り抜く強い心臓は、この部屋で誕生しました。
昨年の圧倒的強さは今年のレギュレーション変更に大きく影響を及ぼし、かつ発表さらたのはレースの3ヶ月前でした。
リストリクターの口径は28.5パイに絞られ出力は70馬力低下しましたから追い越し時の加速は大幅に削がれました。

ポルシェ911 GT3  RSR11

ポルシェパラノイア4へ続く

2009年05月29日

ポルシェパラノイア4

3回に亘り書きましたブログのレース名は第37回ニュルブルリンク24時間耐久レースです。一連の写真はマンタイレーシングゼッケン1のポルシェ997GT3RSRです。

ポルシェ911 GT3  RSR12

レース終了2日目の午後マンタイレーシングのファクトリーを訪ねた時はすでにレースに使用したポルシェ997GT3RSRはすべて取り払われボディのみとなって静かにたたずんでいました。

ポルシェ911 GT3  RSR13

ご覧のようにボディについたレースの勲章である飛沫タイヤの痕跡はなく綺麗になっていました。ラジエターのエアダクトを含む前後のフェンダーはカーボンで構成されています。

ポルシェ911 GT3  RSR14

ファクトリー内に専用の洗浄ブースがあり、全てのポルシェはそこで専門の担当者が写真でご覧のように新車と同等に仕上げます。24時間を走りきったと思えない状態でラジエターは新品同様です。

ポルシェ911 GT3  RSR15

因みにポルシェ997GT3RSRの向こうにポルシェ993GT2のエヴォリューションがリフト上に見えます。車重は1,000Kg弱で700馬力のマンタイ製で世界に1台だそうです。

ポルシェパラノイア5へ続く

2009年05月30日

ポルシェパラノイア5

ポルシェパラノイア4マンタイレーシングゼッケン1のポルシェ997GT3RSRのボディのみとなったブログについて記載しました。
その最後の写真でファクトリー内の洗浄について触れましたが、下の写真その専用ブースです。

ポルシェ997 GT3  RSR16

24時間レース終了後、新車同様に洗浄された997CUPCARの下廻りです。 マンタイレーシングがレースサポートをしている車両はレース終了後、全車洗浄をしてボディ及び下廻りの点検を行います。

ポルシェ997 GT3  RSR17

前後のバンバーを外し足廻りについては入念な洗浄が行われ、次のレースに備え徹底した点検を隣のメンテナンスブースで行います。
因みに装着されているショックはオラフ マンタイ氏が開発したKW製のマンタイオリジナルで市販のショックとは一線を画くします。

ポルシェ997 GT3  RSR18

洗車は3年間、同一の担当者が専任として勤務しています。 各レース車両は、まずこのセクションでどのような走りかたをしたかの点検が行われます。

ポルシェ997 GT3  RSR19

洗車は3年間、同一の担当者が専任として勤務しています。
各レース車両は、まずこのセクションでどのような走りかたをしたかの点検が行われます。

ポルシェ997 GT3  RSR20

ポルシェパラノイア4に記載したようにフロントフェンダー内のサイドラジエター(エンジン冷却水用)は新品同様に洗浄されています。
今回は洗浄ブースのブログをご紹介しました。

ポルシェ997 GT3  RSR21

ポルシェパラノイア6へ続く

About 2009年05月

2009年05月にブログ「ポルシェクラブ六本木」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2009年04月です。

次のアーカイブは2009年06月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34